WORKS

国立環境研究所地球温暖化実験棟(大谷研究室との共同)

PROJECT DATA

構造:RC造
面積:4930㎡
竣工:2001年 
地球温暖化研究棟は地球温暖化防止対策実施に必要な温室効果ガスの排出抑制に関する研究を行う施設である。設計に当たっては、環境負荷の軽減と自然エネルギーの有効活用及び省エネルギーを考え、地球温暖化対策のモデル建築となるよう計画した。

本棟は廊下を挟んで居室的な研究室を南側に、特殊な温湿度条件を要請される実験室を北側に配列し明確にゾーニングした。研究室側は日除けルーバーや日射調整の白濁ガラス、通風の確保など自然エネルギーの有効活用を計画した。実験室側は各スパン毎に個別制御性の高い、ベース空調と付加空調の組み合わせとして標準化し、機械室及び配管ゾーンを廊下と北側バルコニーに分離して設け、将来の更新にフレキシブルに対応可能な計画とした。

共同 大谷研究室
株式会社 日本設計

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